2018年5月31日(木)仙川二郎のブタの巨大さに二郎探検隊員、次々と圧死する!

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 5月31日木曜、仙川店へgo。ポケモンゴー。

 先だって、ここで鍋二郎を買って楽しく食したけど、店に入って普通に食ったことがないので、ラマッキー&ハッシーと一緒に3人で向かうことにしたのだ。

鍋とはいえ、一度食べたし、4人前を買って4人で食べたんだけど、まあ、ふつうに食べられる量だったから、ちょっと油断してましたね。

 

二郎はぜったいに油断はしてはいけない。

 

二郎は変転し続けているので、同じ店でもなめてかかると、手痛い目に遭うことがあるんだが、さて、それをおもいしらされる黄門様一行であった。

仙川は予想を越えて、いろいろとハードだった。

 

この店は夜しかやってない。昼やってないですね。

そのぶん少し早めの5時30分開店。5月あたまに行ったときは、開店時に少し並んでいたくらいだったから、今日も17時すぎを目指して新宿から東京八王子線に乗って、そんな名前じゃないか、まあ、そういうのにのって、仙川で降りて、店前に着いたのは17:11。つまり開店19分前ですね。その時点ですでに1人並んでいた。われわれは2番3番4番、運命の分かれ道。うーん。意味分かりにくい。まあ、とにかく開店したらすぐ座れるポジションに位置しました。1stロットちゃんです。

 開店前に並ぶなら「20分前」というのがひとつの目安ですね。

 20分前だと、だいたいファーストロットに入れる。(超人気店は知らないけど)。開店時刻あたりが一番混みますね。早めに行くなら20分前から並ぶのがいいようにおもう。

 おれたちの前に1人だけだから、当然、3人揃って座る。

 座りました。雰囲気が異様です。

 連れだってきてる人がほぼおらず、誰も何も喋ってなくて、つまり成人男性が十数人集まっているけど、みんな押し黙って緊張した面持ちで、どう見てもこれから食事をします、という雰囲気ではない。どっちかってえと、ちょっとこれから戦いです、というような空気で、まあ、二郎を戦いだとみなすと間違いではないけど、なんかとげとげしいです。

 店のこういう雰囲気は店長の気質も反映してるようにおもう。

 仙川店の店長は、まあ、あまり愛想よくないし、あまり喋らない。

 助手さんも似たような感じ。最初みてるかぎりは、どっちが店長で、どっちが助手かがわからない。

 このどっちが店長かわからん問題は、行き慣れてない二郎では、けっこうあります。たぶんあの人だとおもうけど、喋ったりまわしたりしてるのこっちだから、どっちだろうというやつ。仙川店はどっちも喋らないから、よけいわからんかったです。

 

 人が10人以上集まっているのに、誰も何の声も発しないという異様な状況で、でもおれはそういうところだと笑っちゃいそうになるタイプで、ハッシーとなんか静かすぎないかね、なんて話をしてたんだけど、でも、ふつうの声で話すと店にいる全員に聞こえてしまうので、やや声を落としてひそひそ声で話してました。まあ、とにかくちょっと奇妙な空間です。これはこれで楽しくもあるんだけど。

 

 仙川の店長は、仕事中には余計なことを話したくないタイプなんでしょうね。それはそうだとわかっていればいいわけです。

 

 黒烏龍を買ってこなかったし、店周りには飲み物自販機ないし(店所属の自販機は見当たりません)、買わずに入ったけど、これは失敗だった。

 

 おら、水呑みだからね。

 はい。代官さま。あっしは水呑みでごぜえますが。

 二郎を食うときにかなり水を呑むほうで、がんがん水飲まないと二郎が入っていかない。ほんとは黒烏龍を持ち込むのがいいんだけど、持ち込まなかったから、給水器の世話になった。

 給水器は入ってすぐの背後にありますが、席を立ってそこで汲むしかない。比較的近いところだったけれど、でも立って汲んでを5回くらい繰り返して、そんなことしてるのはおれ一人だったんで、けっこう目立ってた。悪目立ちですね。すげえ水で流し込んでる感じ。

 

 ラマッキーが「腹がたぷたぷになりませんか」と聞いてきたが、ならない。水ではふくれない。何となく、口内を冷ますというイメージで飲んでる。

 ものすごく静かにみんな二郎に向かってる(および二郎を待っている)ところで、何度も席を立って何度も水を汲むのは、その音ばかり響いて、みんな、見るものないから、水汲んでるおればかり見ていて、うーん、こんどからぜったいペットボトルを持ち込んで食べようと心に決めた仙川の春。

 

 ラーメンはふつうに濃い味で、量がかなり多い。

 量が多いとおもっちゃうと、頭が量の戦いモードが切り替わるので、味がどうかということは二の次三の次になってしまう。私の戦闘モードはそんな感じです。ときどき頭のどっかでうまい、と反応する部分はあるが、そんなのはどうでもいい情報として後ろにおいやられ、どう効率的に食えばいいのかという処理ばかりに頭がいっぱいになっていって、うまいかまずいかという情報は蓄積されない。ただ食べきることを最優先に進んでる。戦闘モードってそんなもんじゃないかとおもうんだけど、どうなんだろう。味はあとからおもいだす感じになる。うーん。

 

 うまかったとおもうよ。素朴に濃いかんじ。

 

 ヤサイは増さないとそんなに多くない感じだったけど、麺がかなりたっぷりあって、そしてもっとも暴力的だったのはブタ!ブタ!ブタ! 

 ブタブタブタ、われ、奇襲に成功せり。

 子供の握ったコブシくらいのブタが3つ、ブタブタブタ、いやあ、きっついですわ。ごろんごろんごろんと3つ入っていて、さわるとほろりと崩れるけど、味がしみしみってほどでもなくて、何とも肉塊としか言いようがない。攻めてくる攻めてくる。トラトラトラ。かなり苦しめられた。

 途中何度か囓って囓って、最後は1つ残ってしまって、それを囓りきって食べ終わったけど、ブタを最後に残すと苦しいですね。

 隣のラマッキーを見ると、ブタ3塊をそのまま残して、最後その3塊だけになって、それに突っ込んでいったんだけど、途中でその巨大化したブタの影に姿が見えなくなり、ああ、ラマッキー三尉、肉塊によって圧死、殉職であります。来週からはジーパン刑事編。なんじゃそりゃあ。それはジーパンの最後の言葉です。マカロニはおかあちゃんでした。はいはい。なんじゃこりゃ、か、ジーパン刑事。助けたアイダに撃たれた。

 

 まあ、おれは先に外に出て、ラマッキーはぜんぜん、出てこなくて、ハッシーより遥かに遅れて、肩で息しながら匍匐前進状態で出てきて、食べ切れたのかと問いただしても返事がない。見てみると、そこで絶命していた。午後5時41分。黙祷。

 黙祷やめ。

 やめなさい。

 すごく苦しみながら進んでるときは、肉塊が残ってると避けたくなるんだよね。でも避けるとあとでブタによって圧死する。そういうことです。ブタによる圧死警報が出たら気をつけてくだされ。やはり、麺・ヤサイ・ブタの三角食べが推奨されます。

ブタ圧死警報が出たら、命を守る行動に出て下さい。お願いします。 

とにかくブタの巨大さと、麺の多さに負けました。

三人とも何とか完食したけど、完食しただけという漢字で、気分としては負け戦でしたね。

 さほど覚悟せずに、軽くいけるだろうと歌舞伎町店を攻めるのと同じような気分で向かったのが敗因だったとおもいます。

 店によっては付属の飲み物自販機がないので、気をつけねばならないということもわかりやした。 

 肉の大きさと、あと麺の量の多さによって負けちゃいました。礼。